英語の勉強はスピーキングから始めるべき4つの理由

スピーキング

英語の勉強を始めるとき、単語も勉強してリーディングもリスニングもライティングもスピーキングも・・・とやることが多すぎて、何から手を付けてよいかわからなってしまう経験をしたことがある方に、英語の勉強は何から手を付けるべきかとその理由を解説します。

結論:英語はスピーキングから勉強するべき

英語を勉強する目的が「英語で小説を読みたい」といったスピーキングを一切必要としない目的の方以外全ての方々にとって、何よりもスピーキングの勉強が大事だという理由を解説します。

理由その1:実務ではスピーキング以外は裏技を使えばなんとかなる

英語をビジネスで使う方には、googleを使っても電子辞書を使っても手段は何でもよいので、とにかく英語で仕事をこなすことが求められます。仮にこのような状況に突然放り込まれたとした場合、どのように仕事をこなせばよいでしょうか?

考えられる対処法(裏技)

  • リーディング:グーグル翻訳である程度翻訳した上で辞書を引いて確認
  • ライティング:アルクなどのネット辞書を使って書きたい文章と似た例文をコピーしたり、グーグル翻訳を使えば大体の文章は書ける
  • リスニング:スマホに搭載されているボイスレコーダーで録音しておけば、後から繰り返し聞いて確認できる
  • スピーキング:???会話はその場で対処しなければならないので、裏技なし

このように、スピーキング以外はどうにかして仕事を回せる方法がある一方、スピーキングだけは地力を向上させないとどうにもならないので、実践的な英語力を身につけるにはスピーキング力の強化が一番大事です。

理由その2:スピーキングの強化が一番時間を要する

日本人にとって英語のスピーキングが難しい理由は、英語教育の問題や、日本語と英語の言語的な違いの大きさなど色々な理由があると思われますが、理由はともあれ日本人にとって英語のスピーキングは向上にもっとも時間がかかる部分です。

これは実例からも証明されています。例えば、留学を志す方が受験するTOEFLという試験では、大学院に入学する場合の最低ラインは100点(120点満点)と言われています。TOEFLはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングそれぞれが30点満点で、その合計点が100点を超えればよいので、各25点を取れば100点になるという計算になります。

しかし、ほとんどの日本人にはスピーキングは23点が限界となるので、スピーキング以外の科目でより高い点数を取ってスピーキングの穴を埋めるという現実があり、TOEFL指導の予備校ではどこでもこの事実に基づいて受験指導をしています。それだけ、スピーキング力の向上は短期間では達成しづらいということです。

理由その3:スピーキングができないと英語への苦手感が払拭できない

これは私の実体験からも言えることですが、TOEICで900点を超えた際、リーディング、リスニング、ライティングはある程度できるようになった感覚はありましたが、スピーキングへの苦手意識があったため、英語ができると胸を張って言える状況ではありませんでした。

この頃、英語の電話会議や海外からの来客があると、いつも英語への苦手意識から緊張していました。この苦手意識は、英語全般への苦手意識ではなく、やはり話せない、会話が止まる、といった恐怖心から来ていたものでした。

理由その4:スピーキングができると楽しい

英語の勉強を楽しいと感じたり、自分の成長を実感できたりすることはとても大切です。楽しいと感じれば、勉強へのやる気が高まって更に勉強できるようになり、更に成長するという好循環が生まれます。スピーキングができるようになると、海外旅行先のホテルやお店でちょっとした会話が楽しめるようになったり、英語を「使える」場面が増えたりするので、英語を勉強していてよかったと感じることが増えると思います。

英語はコミュニケーションツールであって、何かを行う/成し遂げるためのツールなので、やはりコミュニケーションの基本である会話ができるようになることのメリットは非常に大きいです。

では、スピーキングをどうやって勉強したらよいの?という疑問については、下のリンク先で詳しく解説しています。

ちょっとの工夫が大きな違いを生む超効率的な英会話勉強法

補足:スピーキング以外も勉強したいという方は何をすればよいの?

英語を短期間で集中して取り組みたいという方や、スピーキングだけでなく他のスキルも同時に強化したいという方には、間違いなく単語力の向上を先に行うことをお勧めします。

リーディングもリスニングも、知らない単語が多すぎると内容が全く頭に入ってこず、単なる苦行になってしまい、英語の勉強を継続することが難しくなってしまいます。

逆に、単語力があるだけで、ある程度リーディングやリスニングが理解できるようになるため、単語力を身につけてからリーディングやリスニングに取り組むことで勉強の効率も高まります。

単語力が重要であることの簡単な証明

フランス語を学んだことがない方にとって、「je te veux」という文章の意味はわからないと思います。

しかし、je=私、te=あなた、veux=ほしい、という単語を知っていたら、文法がわからなくても何となく「私はあなたが欲しい(I want you)」という意味かなと理解できると思います。このように、単語がわかるだけで英語の理解力が大きく変わります。ちなみに、お分かりのとおり、je te veuxは愛の告白の言葉です。

では、単語をどうやって効率的に勉強すればよいの?という疑問には、別の回にきちんと解説します。

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