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投資銀行の本格的LBOモデル作成方法:paper LBOモデルの解説

LBO第14回

今回はpaper LBOモデルという紙とペン、電卓だけで計算できる最も簡易なLBOモデルを紹介します。詳細な分析に入る前に、対象企業がLBO投資の対象になりうるかを検討する際など、大まかな投資のイメージを掴む際などに用いられます。

Paper LBOモデルは電卓で計算可能

この解説を読むにあたっては、以下からpaper LBOモデルをダウンロードして参照していただくと理解しやすいと思います。

ダウンロードページ

Paper LBOに必要な情報

Paper LBOでは、最低限必要な情報だけを使用して、大まかなLBO投資のリターンを計算します。最低限必要な情報は、以下になります。

~Paper LBOの計算に必要な情報~

  1. EBITDAとEBITDA成長率
  2. 税率
  3. 減価償却金額
  4. 運転資本の変動額
  5. 設備投資金額
  6. 買収時のEV/EBITDA倍率(売却時の倍率は買収時と同じとする場合が多い)
  7. 有利子負債EV/EBITDA倍率(最大で4~5x程度)
  8. 有利子負債の利率(各ファイナンスツールを平均した概算水準)

以上が必要な情報になりますが、運転資本の変動などがわからない項目については、同業他社の水準等を念頭にしつつ、EBITDAの何%といった形で推定することになります。

これらを用いて作成したpaper LBOモデルが以下になります。説明上、エクセルで作成していますが、この程度の計算であれば電卓で十分可能な範囲です。

これで、LBOモデルの解説はおしまいになります。

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